「ふわふわ」や「もふもふ」しているものを見るとついつい触りたくなってしまうのはなぜでしょうか…?
観察の森でも「もふもふ」が見られます。
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「ビロウドツリアブ」です。
名前の通り、体がやわらかいビロード状の毛で覆われ、糸で吊られたようにホバリング(空中の一点に留まる飛び方)をするアブのなかまです。大きさは7~11㎜程。

この魅力的なふんわりとした質感!なでなでしてみたい…
しかし、動きが素早く、なでることはなかなか難しそうです。こちらがじっとしていると近くにとまることがあるので、眺めるだけで我慢したいと思います…

日当たりのよい場所を好むようで、タンポポの道でたくさん見られました。
足元ほんの数㎝に注目していると小さな毛玉のようなものが飛んでいるのが見つかると思います。
観察の森で目立って見られるのは3月~4月上旬頃。
ぜひ「もふもふ」を観察してみてください。


文・写真:かない
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※自然観察センターは新型コロナウイルス感染予防と拡大防止のため3月末まで臨時休館をしていますが、センター入口前では自然情報の掲示と園内マップやセルフガイドシートの配布を行っています。散策の際にぜひご活用ください。
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