台風10号の到来が心配な
新米レンジャーのロビンです!

厳しい暑さが続く中、
自然観察センターにあるスクープが
舞い込んできました!
それは「ノギクの広場で"奇妙な現象"が起こっている」
というもの!
早速ノギクの広場へ向かうと・・・

s-DSCN3068

そこにあったのは、
草のてっぺんにつかまったまま
息絶えたバッタたちの姿...。
よーく探してみるとポツポツと10匹くらい
見つけることができました。
一体ノギクの広場で何が起きているのか。

あまりの衝撃で頭から離れなくなってしまい、
調べてみると、バッタに寄生する菌類によるもの
ということがわかりました!

その菌類はバッタに寄生し、
バッタをイネ科植物などの高さのある植物の
てっぺんまで登らせ、胞子を飛ばします。
不要となったバッタは草をつかんだまま
一生を終えるのです。

私は...こんな映画エイリアンのような
酷い死に方はしたくはありません。

ですが、この菌がいることにより、
バッタの急激な増加などが抑えられていることも
忘れてはいけませんね。

文・写真:ロビン