観察センターに隣接するゴロスケ館の入口で、レンジャーがカマキリを見つけました。
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■通りすがりのカマキリ

こちらが少し動くとカマキリもその動きを追うように顔を動かしており、しっかりとこちらを見ていることがよくわかります。カマキリの顔をまじまじと見ていると、きれいな三角形をしているなぁとか、口の構造は意外と複雑だなぁなど、いろいろな感想が思い浮かびます。カマキリは何回も見たことがあっても、あまりじっくり顔を見たことはなかったんだと実感しました。

観察を続けていると触覚の付け根の間に、丸くて透明なゼリーのようなものが三つ付いていることがわかりました。図鑑で調べてみると、どうやら単眼という「眼」であることがわかりました。昆虫は種類によて大きな眼(複眼)と小さな眼(単眼)を持っており、複眼では色や形を、単眼では光の方向や明るさなどを認識しているようです。カマキリには複眼と単眼を合わせて5つの眼がついているんですね。ちょっと衝撃的でした。

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■カマキリの眼

カマキリに限らず、改めてその生き物をじっくり観察してみると、まだまだ知らないことだらけだなぁということを実感します。普段よく目にする生き物でも、改めて観察してみると面白い発見があるかもしれません。みなさんも身近な生き物をじっくりと観察してみはいかがでしょうか。

文・やまちゃん 写真・チョコ やまちゃん