横浜自然観察の森 いきもののにぎわいのある森ブログ

                                 季節の生きものや風景のお話を、日本野鳥の会レンジャーが発信します!

気温が下がり、セミ達の声もだんだん減り、森に秋が訪れています。今回は、森の中の「秋」を探しにある場所へ行ってみました。
では、動画をご覧ください。

たくさんの「秋」を見つけることができました。
森の中には、まだまだたくさんの秋があります。
ぜひ探してみてください!

動画内ではこんな生きものを紹介しています
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トノサマバッタ(成虫)

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ツチイナゴ(成虫)

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ツユムシ(成虫)

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アキアカネ


文・撮影:ロビン

こちらもお読みください
観察センター再開のお知らせ

パラパラと小雨の降る中、アキアカネの丘へやってきました。
つい最近までの、汗ばむような厳しい暑さも落ち着き、空気がとてもひんやりとして気持ちがいいです。
こんな日はじっくりと生きものを観察することができます。
1時間ほどでたくさんのチョウをみつけましたが、どのチョウも夏の暑い日とは少し様子が違います。葉っぱの上でじっと動きません。
雨宿りをしているのでしょうか?
 
IMG_4020
ウラナミシジミ
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ヒカゲチョウ
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ツバメシジミ
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イチモンジセセリ
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コミスジ
(コミスジは、普段はすーっと目の前を滑空しながら飛んで行ってしまうので、じっくり見ることができてとてもラッキーでした。)

しっとりと湿った葉とキラキラと光る雨粒、
そして、その中にたたずむチョウたちを見てなんだか詩的な気分になりました。
こんな様子は雨の日や涼しい日ならでは。また違った森の魅力に気がつきました。


文・写真:かない

こちらもお読みください。
観察センター再開について

前回に引き続き、落とし物の話題です。

森を歩いていると、ドングリ(スダジイの実)がたくさん落ちています。
s-IMGP0056落ちてるどんぐり
まだ袋状の皮に包まれていたり、緑色だったりするのに、もう落ちている?
s-IMGP0057若いどんぐり

ちょうどその時、木の上からドングリが落ちてきました。見上げてみると、
タイワンリス141220掛下10
犯人はタイワンリスのようです。

落とされたドングリをよく見てみると、
s-IMGP0068かじられた
s-IMGP0066かじりたて
どれもドングリの先端だけありません。
どうやら先端だけかじっているようです。
おそらく、食べやすく、おいしいところや栄養のあるところだけ食べているのでしょう。

スダジイの実は2年かけて大きくなるので、
まだ半分以上残っているのに捨てられてしまうなんて、
なんだかもったいない気持ちになってしまいました。


文:nuka
写真:nuka、かけした


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