霊園口の階段を登りきったところのミズキの木で
背中にハート模様をつけた
カメムシを10匹ほど見つけました。
エサキモンキツノカメムシといいます。


エサキモンキツノカメムシ150614コナラ終掛下06
交尾中のところ

このカメムシの最大の特徴は
産卵を終えたメスがその卵を守ること。
エサキモンキツノカメムシ150614コナラ終掛下10
かわいらしいハート模様にメスの健気なようすは
ガンバレ!と応援せずにいられません。

ミズキの木は横浜自然観察の森にたくさん自生しているので、葉裏などをそっと、くまなく探してみてください。

文・写真/かけした

1種類の木をじっくり観察していると
まるでかくれん坊をしているかのように
いろいろな生きものが見つかります。

たとえば、センター前のヤマグワを観察してみました。
アリグモ♀150606センター前掛下02T
アリのように見えるこの生きもの

アリグモ♀150606センター前掛下03T
ハエトリグモの仲間、アリグモのメスです。

アリグモ♂150606センター前掛下05T
こちらはアゴが立派なオス。
アリに姿をまねることで外敵から
身を守っているともいわれています。
葉っぱの上ではアリもウロウロしているので
見間違えてしまいます。

フキバッタ150606センター前掛下01T
フキバッタの幼虫がじっとしていました。
これはかくれていませんね。

キボシカミキリ150606センター前掛下01T
キボシカミキリ。
葉っぱのウラにかくれていました。
このあたりでは外来種で、
クワの仲間を食害するので
増えてしまうとちょっと困りモノです。

クワコ150605センター前掛下04T
クワコの幼虫。
絹糸をとるカイコの祖先ともいわれています。
模様が鳥のフンのようにも見えます。

ナナフシモドキ150606センター前掛下01T
ナナフシモドキ。
細い足をいっぱいに広げて
葉脈になったつもりでしょうか?

まだまだ紹介しきれないくらいいろいろ見つかりました。
すこし立ち止まって生きものたちとの
かくれん坊で楽しんでみませんか。

写真・文/かけした

s-ウツギ花20150521生態園
ホトトギスの渡来にややおくれて、
ウツギの花が咲きはじめました。
 
「うの花の におうかきねに
 ほととぎす はやも来鳴きて
 忍び音もらす 夏は来ぬ」
  (佐佐木信綱作詞『夏は来ぬ』)
と唱歌に歌われる、卯の花が、
ウツギの花のことです。
日あたりのよい場所で、
うつむきかげんの花ふさが印象的です。

この季節は、なぜか白い木の花が多いのです。
ガマズミは小さな花があつまって、お皿みたいなかたち。
s-ガマズミ花20150521生態園 (2)

ちょっとだけ色の入ったハコネウツギ。
花の色が最初は白く、やがてうす紅色に変わります。
s-ハコネウツギ20150508モンキチョウの広場 (3)

こちらはツル植物のスイカズラ。
最初は白い花が、黄色に色づいてきます。
s-コマルハナバチメス20150521生態園スイカズラの花に来た (2)

ぱっと見は似たような白い花たちですが、
じっくり見ていくと、形も色もさまざまです。
 
               こみなみ

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