横浜自然観察の森 いきもののにぎわいのある森ブログ

                                 季節の生きものや風景のお話を、日本野鳥の会レンジャーが発信します!

7月から9月まで行われた「聞きなしコンテスト」の結果発表です。「聞きなしコンテストってなに…?」という方はこちらをご覧ください。

第2回のお題の鳥はホトトギスです。一般的には「特許許可局」「テッペンカケタカ」などと聞きなしがされますがみなさんどのように表現しているでしょうか。
応募は子どもから大人まで60件!では力作の数々をご紹介します!

・たいへんだよ。たいへんだよ。(はーる さん作)
・だいすきだよ。だいすきだよ。(ゆい さん作)
・オホホホホ おかしいな(ホトトギスちゃん さん作)
・ふくろうさん だいすき(しだおうき さん作)
・えもの見つけた えもの見つけた(あいたん さん作)
・めっちゃたのしい すっごくたのしい ああいいな~ めっちゃいいなー(市川佳奈 さん作)
・いっぱい遊びたい(りゅう さん作)
・ここどこだろう?(田村凛音 さん作)
・ちょっとまってよ。ちょっとまってよ。(あきはる さん作)

繰り返される言葉が多いですね。ここまでバリエーションがでることに驚きです!

そして…レンジャー一同が選んだ「優秀賞」はこちら!
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よこはまかな よこはまかな (まい さん作)
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ここ大好き! ここ大好き! (いおり さん作)
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横浜自然観察の森ならではの聞きなしですね!地元愛を感じます。
また、もう1つの方の作品では、観察の森のことを「大好き!」と言ってくれているのでしょうか?嬉しい感想ですね。
すばらしい聞きなしに感激してしまいました。みなさんはどれが面白いと思いましたか?
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さて、次回の第3回聞きなしコンテストのお題の鳥は「モズ」です。
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来館の際はぜひご参加ください。
力作おまちしております。

※「聞きなしコンテスト」は、CD「鳴き声ガイド 日本の野鳥」の著者の協力を得て開催しました。

文・写真:かない 

自然観察センターの新型コロナウイルス感染予防対策について
引き続き感染防対策にご協力ください。

台風が過ぎ去り、観察の森にも心地よい風が吹き抜けるようになりました。
遠くから、「キチキチキチ…」とモズの甲高い鳴き声が聞こえてきます。
s-モズ

現在、自然観察センターでは「モズの聞きなしコンテスト」を開催しています。
「聞きなし」とは、ウグイスの「ホーホケキョ」を「法 法華経」のように、野鳥の鳴き声を人間の言葉に置きかえたもののことをいいます。
s-聞きなし1

私もモズの聞きなしに挑戦しましたが…かなりの難問です。
皆さんもセンターにお越しいただいて、オリジナルの聞きなしを投稿してください。
s-聞きなし2

秋の終わり頃には、レンジャーたちが「これはすてき!」と思った聞きなしをブログでご紹介させていただきます。
ぜひ腕をふるってご参加ください!

(文/あらごん 写真/ロビン)

こちらもお読みください
横浜市の緊急事態宣言は解除されましたが、引き続き感染防止対策にご協力ください。

暑さも和らぎ、秋の虫たちの声がきこえてくるようになりました。
キンモクセイの香りが漂ってきたりと、「耳」や「鼻」で秋を感じることは増えましたが、「目」では、しっかりと秋を感じていない気がしたので、森の中の秋を見つけに行くことにしました。

センターを出発して、さっそく…! 01_クリ_IMG_8228.jpg_re
クリ、クリ、クリ!!!!
見上げると、緑や茶色のいがぐりがたくさんあります。 02_クリ_IMG_8121_re
クリの実は、熟す前は緑色のウニのようですが、熟すにつれて茶色に変化し、イガが4つに割れます。
割れた茶色いイガの中には、実がないものもあります。
周囲を観察してみると…、犯人でしょうか? 03_タイワンリス_IMG_8117_re
タイワンリスがじっと身を潜めていました。
リスがクリを食べているのか、どうやってあの痛いイガの中からクリを取り出すのか…不思議です。
…が、残念ながらその姿を観察することはできませんでした。


そこから少し歩くと、立体的で大きな巣をこしらえたジョロウグモに出会いました。
この時期になるとメスは成熟し、赤色と黄色のお腹がとても鮮やかに目立ちます。 06_ジョロウグモ_IMG_8153_re
巣に何かエサがかかっていないか、探してみたところ…! 07_蜘蛛の巣_IMG_8157_re
エサではありませんが、コナラのどんぐり帽子がちょこんとくっついていました。
ジョロウグモも秋を纏いたい気分だったのかな?とか想像してしまいました。
今回歩いてみると、コナラのほか、スダジイ、シラカシのどんぐりが落ちているのを見つけました。

少しの時間でしたが、森のあちこちで秋を楽しむことができました。
なお、この森では、森の恵みを人間がいただくこと・お持ち帰りすることはできません。
森でのルールを守りながら、みなさんもどんな“秋”があるか、いろいろな五感を使って探してみてください!


文・写真:まつもい


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