木々の緑も濃くなってきましたがまだまだ柔らかな葉もたくさんあります。
先日、柔らかそうな枝先に注目して観察していると巻物になった葉っぱを見つけました。
オトシブミの仲間がつくった揺籃(ゆりかご)で中には卵が一つ産み落とされています。

さらに探すと、できて間もない揺籃があったのであたりを見回してみたらまさに揺籃をつくり始めたヒメクロオトシブミを見つけました。
ヒメクロオトシブミ01

ヒメクロオトシブミ03

ヒメクロオトシブミ05
合間を見て観察をすることおよそ1時間半ほぼ完成したところまでを見届けました。

それにしてもみごとな自然の芸術品ですね。
小さな体を使って器用に巻き上げた作品を見つけるたび、ただただ感嘆させられます。

ヒメクロオトシブミは7月ごろまで見られるので枝先を探してみてください。
なお、揺籃を作るのはメスの仕事です。
オスは写真のように近くで見守っている?ようです。

文・写真 かけした

ヘイケボタルの湿地など園内のいくつかの湿地では、
大きく育ったヤマアカガエルのオタマジャクシでにぎわっています。

s-1オタマジャクシ

2月頃に産卵が見られ、その後、順調に育っています。よ~く見ると、足の生えたオタマジャクシも見られます。

さらに、水の中だけではなく、水面付近や浮いてる葉っぱ、水際を探すと、なんと、すでに子ガエルになって上陸をはじめているものもいます!
s-2ヤマアカガエル1

s-3ヤマアカガエル2
しっぽがまだ少しあります。

s-4ヤマアカガエル模様
よく見ると、模様もついてます。

大きさは、指と比べるとこのくらい↓
s-5指とカエル

小さい!オタマジャクシよりも小さい!
育って大人に近づいているのに、小さくなるなんて、不思議ですね。


現在、センター内では、ヤマアカガエルの産卵シーンやオタマジャクシのくらしの様子の映像
「ヤマアカガエルのたんじょう」
を放映中です。

なんと今なら、映像を見て、湿地を観察すれば、1日でヤマアカガエルの誕生から大人と同じ姿になるまでの様子を見ることができるのです。


ちなみに、カエルの他にこんな生きものも上陸していました。

s-6クサガメ

クサガメの子どもです。ミズキの谷で暮らしているのだと思います。


文・写真 nuka

朝、自然観察センターにむかうとき
生態園のガマズミの葉の上で
20180417アカスジキンカメムシ
「おお~っ!」
目立つ白黒の虫を見つけました。
緑色の葉の上でやたら目を引くモノトーンの虫
アカスジキンカメムシの幼虫です。
今は白黒ですがもう少しすると、派手な赤と緑の成虫になります。
「無事に大人に成るんだよ」と心の中で願います。
ところでアカスジキンカメムシの幼虫の背中の模様が
人面に見えるのは知っていますか?
ちょっと写真をひっくり返してみましょう。
20180417アカスジキンカメムシ2
私には、お団子ヘアーでお歯黒をした笑顔の女性に見えます。
一度そういう目で見てしまうと、
ニヤリと笑ったお団子ヘアーにしか見えなくなります。
今回は1匹のみですが複数でいると笑顔の集団になります。
見ているこちらもニヤリとしてしまいます。
皆さんも葉っぱの上の白黒の虫を探してみてください。
お団子ヘアーの笑顔に出会えるかもしれませんよ。

文・写真 ぶっちー

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