横浜自然観察の森 いきもののにぎわいのある森ブログ

                                 季節の生きものや風景のお話を、日本野鳥の会レンジャーが発信します!

今週は不安定な梅雨らしい天気が続いていました。
そんな梅雨の時期に森の中でひと際目を引く花を見つけました。
s-眠る木
それがこのピンク色がかわいらしいネムノキ(マメ科)の花です。打ち上げ花火のような形をした花は特徴的でとても目立ちます。
気になったので図鑑などで調べてみると、
「ネムノキ」という名前は「眠る木」から来ているということがわかりました。
ですが、眠る木とはどういうことなのか、
その答えは昼と夕方の葉っぱにあるようです。
では実際に昼と夕方に撮った葉っぱを見比べてみましょう。
s-s-DSCN60332
<昼の葉っぱ>
s-DSCN61292
<夕方の葉っぱ>
どうですか。
昼の葉っぱは開いているのに対して、
夕方の葉っぱは閉じているのがわかると思います。
葉を閉じるのがまるで眠っているように見えたのですね。この葉を閉じる現象のことを「就眠運動(しゅうみんうんどう)」といい、他のマメ科植物などにも見られる現象です。
皆さんのお家の近くの植物も、夜、密かに眠っているかもしれませんね。

ネムノキの花を見るならノギクの広場がおすすめですよ。

文・写真:ロビン

こちらもお読みください。
観察センター再開について

tvk(テレビ神奈川)の番組、
で、若手俳優がバードウォッチング体験をする、というロケに協力し、観察の森でバードウォッチングの案内をしました。

7/1(水)12:00~13:30の中の12:40ころから放送されるそうです。
再放送は同日夜22:00~22:55。

コナラの道を歩いていると、ウリ科の植物の葉の上に、普段よく見るナミテントウやナナホシテントウよりも少し大きなテントウムシを見つけました。
P6125111
黄色味の強いオレンジ色で、盛り上がった甲羅のようなはね(前翅)にはこまかい毛が生えています。
そして、よく見るとテントウムシの下には食べ痕が…
トホシテントウ文字
食べ痕があるということはウリ科の植物を主に食べるテントウムシなのかな?
何テントウだろう?と考えながら観察センターへ。

先輩レンジャーに写真を見てもらうと
「こういうのはだいたい星の数(黒い点)を数えたらいいんだよ!1、2、3、4、5、6、7、8、9、10個!これはトホシテントウだね!!」とスピード解決しました。

図鑑でトホシテントウを調べると、大きさは5.4~7.5㎜ アマチャヅルやカラウスウリなどの葉を食べる。前翅に10個の黒点がある。とあります。

観察してわかった特徴はだいたい図鑑の内容と合っていたのに、単純な名前がわからなかったことが悔しい…
今度から名前のわからない生きものに遭遇したら、まず見たまま名前を予想してみよう!と思います。
見た目からそのまま名前がついている生きものも多いので、案外当たるかもしれません。 


文・写真:かない

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観察センター再開について

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